来季の動向に現地紙が熱視線、指揮官交代のヘタフェ“残留説”も浮上

 日本代表MF久保建英は今季レアル・マドリードからビジャレアル、ヘタフェと2つのクラブへのローン移籍を経験した。来季の去就が注目される中、スペイン紙「AS」では「新たなローン移籍が最良のオプション」と久保の動向について報じた。

 久保は今季前半戦をビジャレアル、後半戦をヘタフェで過ごし、リーガでは計31試合に出場。ビジャレアルで13試合。ヘタフェで18試合に出場したが、先発起用は10試合にとどまった。AS紙はいずれのクラブでも絶対的なレギュラーポジションをつかめなかったことから、「久保建英は苦しいシーズンを過ごした」「マジョルカで見せたような輝きを放つことはできなかった」と昨季に比べて不本意なシーズンだったと振り返る。これについては久保自身も「結果論ではあるけど、チーム選びから失敗して1年間が苦しいシーズンになった」と語っていた。

 それでも第37節レバンテ戦(2-1)ではヘタフェを1部残留に導くミドルシュートを決めるなど最後に強烈なインパクトを残しており、記事でも「彼の成長にとって最も特別な瞬間だった」と言及されていた。

 リーガ2年目のシーズンを終えたばかりの久保だが、すでに東京五輪に向けた準備期間に入っている。来季はレアルへ復帰するのか、それとも移籍するのかまだ不透明な状況だが、AS紙は「彼の将来はまだ決まっていない。クラブでは彼にとっての最良のオプションは新たなローン移籍だと考えられている」とレアルが来季も久保をローン移籍させる考えがあると伝えている。ブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールのスペイン国籍取得手続きが完了しておらず、現時点でレアルの外国人枠(3枠)が埋まっていることも関係しているようだ。

 一方で、レアル専門メディア「ディフェンサ・セントラル」では、「ヘタフェが来季も再び久保をローンで獲得することに興味を持っている」とも報じられている。同クラブではヘタフェが今季限りで退任したホセ・ボルダラス監督(→バレンシア)の後任として元レアルのミチェル氏が新監督として招聘された。

 6月に20歳を迎える久保。スペインですでに4クラブでのプレーを経験してきたが、果たして来季はどのクラブでプレーすることになるのだろうか。

Football ZONE web編集部