今大会5ゴールで大会通算得点を塗り替えたC・ロナウド、FKでは輝きを放てず敗退

 欧州選手権(EURO)の前回王者ポルトガルは現地時間27日に行われたベルギー戦に0-1で敗れ、ベスト16で姿を消した。キャプテンのFWクリスティアーノ・ロナウドは、5大会連続出場となった今大会で5得点をマークして大会通算ゴール記録を塗り替えたが、直接FKに関しては不名誉な記録を残したまま無念の敗退となった。

 2004年大会からの連続出場で史上初のEURO5大会出場を果たしたロナウド。グループリーグでは初戦のハンガリー戦(3-0)での2ゴールを皮切りに、ドイツ戦(2-4)で1ゴール、フランス戦(2-2)で2ゴールと3試合連続ゴールをゲット。EURO通算得点を「14」とし、元フランス代表MFミシェル・プラティニ氏(9得点)を抜いて歴代単独1位に躍り出た。また、代表通算得点も「109」に伸び、歴代1位の元イラン代表FWアリ・ダエイ氏に並んだ。

 ロナウドのさらなる記録更新も期待されたベルギー戦だったが、GKティボー・クルトワを中心とした守備陣を崩すことはできず。FIFAランキング1位の”レッドデビルズ”に0-1で敗れ、ロナウドは得点ランキングでトップに立ったまま大会を後にする。

 華々しい記録を打ち立てた一方、EUROでのFKに関して不名誉な記録も残った。データ会社「オプタ」によると、2004年大会から計5大会でロナウドが放った直接FKでのシュートはなんと28本。2位が元イタリア代表MFアンドレア・ピルロ、元クロアチア代表MFダリヨ・スルナ、元ポルトガル代表MFデコの7本で、他のどの選手よりも4倍以上多く直接FKからゴールを狙ったことになる。ただし、ロナウドはそのいずれも成功させることはできなかったのだ。

 ベルギー戦では前半に壁の脇を抜けてクルトワを強襲する際どいシュートを放ったが、後半に訪れたFKのチャンスは壁に直接当ててしまうなどチャンスに結びつけることはできなかった。

 無回転シュートの使い手として、かつてはFKからもスーパーゴールを連発したロナウド。36歳となった今も驚異的なペースで得点を重ねているが、FKからのゴールとは縁遠くなっているようだ。

Football ZONE web編集部