仙台戦で0-0ドロー、ロドリゲス監督は内容面を評価 「何とか勝てたというより…」

 浦和レッズのリカルド・ロドリゲス監督は、3日のJ1リーグ第21節ベガルタ仙台戦で決定力を欠いて0-0の引き分けに終わると、その試合内容と結果について「全然チャンスがないけど、何とか勝てたというような試合よりも良いと思う」と、その考え方を話した。

 浦和は4-4-2のブロックを組んで固く守ろうとする仙台を相手に序盤から攻勢に出たが、ことごとく決定力を欠いた。前半6分にはDF西大伍のクロスをFWキャスパー・ユンカーがゴール前でフリーのヘディングシュートを放ったが、相手GKの正面に飛ばしてしまった。後半にはペナルティーエリア内でMF小泉佳穂が右足を振り抜くもGKの守備範囲内に飛び、最後の時間帯ではコーナーキックからゴール前でフリーのDF岩波拓也がヘディングシュートを枠に飛ばせなかった。

 他にもユンカーやMF汰木康也、途中出場のFW興梠慎三に決まってもおかしくないようなチャンスが何度もありながら無得点での引き分けになった。後半8分に仙台のビッグチャンスをGK西川周作が防いだ場面があったものの、リカルド・ロドリゲス監督は試合後に「全体のバランスで見れば良いチャンスを数多く作って勝利に相応しい内容だった。最後の決めるところができなかった。1-0、2-0でもおかしくない内容の試合だったと思う」と振り返った。

 新加入から5月にデビューしてゴールを量産してきたユンカー、2013年の浦和加入から仙台戦で18ゴールの興梠も不発に終わった試合だったが、ロドリゲス監督はこうした内容の試合で0-0の引き分けに終わったことの捉え方をこう話している。

「1つの考え方として、パフォーマンスはすごく良かった。内容やチャンスの数という面で。ただ、ゴールは取れなかった。勝利はできたけど、チャンスを作れないということなら心配しないといけない。今回はチャンスもあったが勝てなかった。これを今後続けていくしかないと思う。どちらかと言えば、今日のようなチャンスを作って勝ち切れないほうが、全然チャンスがないけど、何とか勝てたというような試合よりも良いと思う。それを決められるようにやっていきたい」

 確かに、目の前にいるのはGKだけという状況で放ったシュートが3本、4本とある状況では、攻撃の質について深刻に考えすぎる必要はないのだろう。ボールを保持して攻撃的にサッカーを進めようとするロドリゲス監督にとって、決定力を欠いた試合に「あれだけやって決められなかったフラストレーションもある」とは話したものの、何かを変える必要があると捉えるべきではないゲームだったと言えそうだ。

Football ZONE web編集部