ベテランGKブッフォン、自身の後継者との呼び声もあるドンナルンマの才能を評価

 イタリアを代表する2人のGKは、2021-22シーズンの開幕を前に新天地を求めた。一人は43歳のGKジャンルイジ・ブッフォン。もう一人は、22歳のGKジャンルイジ・ドンナルンマだ。前者がユベントスから、来季はセリエBを戦う古巣のパルマに戻ったのに対し、後者はACミランからパリ・サンジェルマン(PSG)へ移籍した。キャリアをスタートさせたパルマへ20年ぶりに戻ったブッフォンは、ドンナルンマに助言を送っている。米大手スポーツサイト「ESPN」が報じている。

 今夏開催されたEURO2020でも大活躍を見せ、イタリアの史上2度目となる欧州制覇に貢献したドンナルンマ。今夏には契約が満了を迎えたミランを離れ、PSGと新たに5年契約を結んだ。16歳でセリエAデビューを果たし、翌年にはイタリア代表デビューを果たした守護神は、ブッフォンの後継者との呼び声もある。そんな新星に対し、2006年にワールドカップを制した経験もあるブッフォンは期待の眼差しを向けている。

 衛星放送「スカイ・イタリア」の取材に応じたブッフォンは、「彼がバロンドールも勝ち獲れると考えている。才能、これまで見せているプレーからも、バロンドールを目指すべきだ」とドンナルンマを称え、自身の経験をもとに助言した。

「僕は18歳の時に『(レフ・)ヤシンに次いで史上2番目のGKになれるぞ』と言われたんだ。それに対して『なんでヤシンの次の2番なんだ? 一番にはなれないのか?』と聞き返した。若い時、目標は簡単に満たせるものにするべきではないし、常に最高を目指すべきだ。ジージョ(ドンナルンマ)は、間違いなくそうするべきだ」

 過去に所属したパルマ、ユベントス、PSGで数々のタイトルを獲得したブッフォンだが、バロンドールは受賞していない。フランスの名門クラブに加入したドンナルンマは、偉大な先人を越えて、史上最高のGKと呼ばれる存在になれるだろうか。

Football ZONE web編集部