オーバーエイジ枠で参戦のピエール・ジニャックは「我々を上回った」と完敗を認める

東京五輪男子サッカーのグループリーグ第3戦が28日に行われ、A組では日本がフランスを4-0で下し、首位での決勝トーナメント進出を決めた。一方、3位でグループリーグ敗退となったフランスは、オーバーエイジ枠で参戦した35歳FWアンドレ=ピエール・ジニャックが「自分たちよりも強い相手に直面した」「我々を上回った」と力負けを認めている。フランスのテレビ局「RMCスポーツ」が伝えた。

 日本、メキシコに次ぐグループ3位で最終戦を迎えたフランスだが、日本に2点差以上の勝利を収めれば、グループ突破となる状況だった。

 しかし、試合は一方的な展開となる。前半27分にMF久保建英の3試合連続ゴールを決めると、同34分にはDF酒井宏樹が追加点をゲット。後半にはいずれも途中出場のMF三好康児とFW前田大然にも得点が生まれてその差が大きく広がった。退場者を出したフランスは得点を奪えないまま、試合は0-4で終了のホイッスルを迎えた。

 フランスは南アフリカにこそ勝利を収めたものの、日本とメキシコに敗れてグループ3位でフィニッシュ。3試合で11失点と守備陣が崩壊し、無念の敗退となった。

 オーバーエイジ枠で参戦し、第2戦の南アフリカ戦(4-3)でのハットトリックを含む3戦4ゴールを記録したピエール・ジニャックは、ホームアドバンテージを生かして事前準備をしっかりしてきた日本に力負けしたことを認めている。

「日本はホームだ。6月に始動して、6〜7試合(実際には5試合)のフレンドリーマッチをこなしている。長い期間一緒にプレーして、準備ができている。メキシコも同様だ。彼らもパナマのA代表と対戦した。今夜、我々は、自分たちよりも強い相手に直面した。第1戦(メキシコ戦)でもそうだった。非常に難しい状況だ。レベルの高い大会では(3試合で)11失点は許されない。フランスにメダルを持ち帰るために全力を尽くしたが、僕が言った2チーム(日本とメキシコ)は我々を上回った」

 A代表の主力であり、東京五輪世代でもあるFWキリアン・ムバッペを招集できないなど、ベストメンバーではなかったフランス。ピエール・ジニャックは「2024年大会(パリ五輪)ではクラブチームが選手派遣により寛大になることを望む」と、母国開催での名誉挽回に期待していた。

Football ZONE web編集部