ブラジル戦は保険当局の介入で中断→延期の大騒動

 アルゼンチン代表は現地時間5日、カタール・ワールドカップ(W杯)南米予選第6節でブラジル代表と対戦。ブラジルのサンパウロで開催された大一番は、キックオフ直後に中断し、そのまま延期となる波乱の展開となったが、海外メディアはアルゼンチンのエースFWリオネル・メッシ(パリ・サンジェルマン)がカメラマンのビブスを着けた様子に着目している。

 アルゼンチンはキャプテンのメッシやFWアンヘル・ディ・マリア、ブラジルはFWネイマールやMFカゼミーロ(レアル・マドリード)ら主力が順当に先発出場した。しかし、試合は前半6分頃にブラジル保健当局の関係者が突然ピッチに入って中断。アルゼンチンの選手たちがロッカールームに引き上げ、しばらくして正式に延期が決定した。

 スペイン紙「マルカ」などが報じたところによれば、プレミアリーグでプレーするアルゼンチンのMFジオバニ・ロ・チェルソ、DFクリスティアン・ロメロ(ともにトッテナム)、GKエミリアーノ・マルティネス、MFエミリアーノ・ブエンディア(ともにアストン・ビラ)のプレーを取りやめるように保健当局が介入。ブラジル入りする際、新型コロナウイルスの検疫のために必要な書類を改ざんした疑惑があり、国外退去させる必要性があるという。

 キャプテンのメッシはリオネル・スカローニ監督とともに、当局の関係者から説明を受けたが、怒りを隠しきれず、「僕たちはブラジルに3日間いた。彼らは僕らが来るのを待ち構えていた。なぜもっと早く言わないんだ。なぜホテルに(選手を)探しに行かなかったのか。トレーニングは許可されていたじゃないか」と発言したとされている。

 そんな大騒動のなか、アルゼンチン代表専門メディア「Mundo Albiceleste」の運営者ロイ・ネーマー氏は、ツイッターに「リオネル・メッシもパートタイムのフォトグラファーだったとは驚きだ」と綴り、上半身裸のメッシが「FOTO」と書かれたカメラマンのグレーのビブスを着用した姿を公開。アルゼンチン紙「Ole」も、同様の写真を使い「見て、見て、見て、写真を撮る人」と伝えていた。

Football ZONE web編集部