決勝ゴールを決めたデ・リッダーが“お膳立て”の林に感謝

 今年8月にベルギー1部シント=トロイデンに加入したFW林大地は、現地時間13日に行われたリーグ第7節ベールスホット戦で、決勝点を呼び込むド迫力のドリブルを見せ、1-0の勝利に貢献した。ゴールを決めた同僚も、「ハヤシの大きな仕事によって恩恵を受けた」と語っている。ベルギー紙「Het Belang van Limburg」が伝えた。

 U-24日本代表の一員として東京五輪に出場した林は、大会後にサガン鳥栖からシント=トロイデンへ完全移籍。自身初の海外リーグ挑戦を実現させた。

 すると、新天地デビュー戦となった8月28日のリーグ第6節セルクル・ブルージュ戦(1-0)でいきなり初ゴールをマーク。GKシュミット・ダニエル、DF橋岡大樹、FW鈴木優磨、林と日本人選手4人がスタメン出場したベールスホット戦では、今季初先発の鈴木と2トップを組んだ。

 スコアレスで迎えた前半42分、自陣でボールを奪った林がスピードに乗ったドリブルで相手選手2人を振り切り、敵陣のペナルティーエリア手前まで約30メートルを持ち運ぶ。ベールスホットのベルギー人DFフレデリック・フランスにファウルで突破を阻まれるが、バート・プット主審がアドバンテージを取って流し、こぼれ球に走り込んだベルギー人MFスティーブ・デ・リッダーが右足を一閃。シュートは左ポストに当たってゴールインし、これが決勝ゴールとなった。

「Het Belang van Limburg」紙によれば、ゴールを決めたデ・リッダーは「ハヤシの大きな仕事によって恩恵を受けた」と林を称えたという。また、ベルギーメディア「sporza」も、「ハーフタイム直前、STVVはベールスホットに冷たいシャワーを浴びせた。ハヤシはベールスホットの選手何人かを抜き去って突き進み、フランスと接触。ボールはゴールに流し込んだデ・リッダーに渡った」とゴールシーンについて伝えている。

 “ビースト”の愛称にふさわしいパワフルなドリブルは、「林大地」の名前を大きく広めることになったようだ。

Football ZONE web編集部