ロナウドはペナルティーエリア内で倒されるも、主審、VARともにノーファウル判定

 マンチェスター・ユナイテッドのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、19日に行われた敵地でのプレミアリーグ第5節ウェストハム戦(2-1)で同点ゴールを挙げ、復帰後3試合で4得点目を挙げた。一方、ペナルティーエリア内で倒されるも、ノーファウル判定の場面が複数回あり、オレ・グンナー・スールシャール監督は「これじゃあ、クリスティアーノは決してPKを獲得できない」と不満を漏らしている。

 9月11日のプレミアリーグ第4節ニューカッスル戦(4-1)でいきなり2ゴールを挙げて復帰戦を飾ると、14日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第1節ヤングボーイズ戦(1-2)でも先制点をマーク。ロナウドは加入後2試合で3ゴールと好調をキープし、19日のプレミアリーグ第5節ウェストハム戦を迎えた。

 前半30分に先制を許す苦しい展開のなか、1トップに入った36歳のロナウドがチームを救う。同35分、ポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスの左サイドからのクロスに反応してダイレクトでシュート。これは相手GKウカシュ・ファビアンスキに阻まれるも、こぼれ球を自ら押し込み、公式戦3戦連発で同点に追いついた。

 ロナウドは後半2分にもB・フェルナンデスのスルーパスを受けてペナルティーエリア内でシュートを放ったが、相手GKの好セーブに遭ってゴールならず。後半32分にはドリブルからの切り返しで相手DFヴラディミール・ツォウファルにペナルティーエリア内で倒されたが、ノーファウル判定で、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)介入でも結果は変わらなかった。

 そのなかで、ユナイテッドは後半44分にイングランド代表MFジェシー・リンガードが強烈なシュートを叩き込んで勝ち越し。同アディショナルタイムにイングランド代表DFルーク・ショーがハンドを犯し、VARの末にPKを献上したが、スペイン代表GKダビド・デ・ヘアが読み切ってPKストップに成功し、なんとか2-1で逃げ切った。

 ロナウドはほかにもペナルティーエリア内で倒された場面があり、スールシャール監督は試合後、英衛星放送「スカイ・スポーツ」のインタビューで「どれもペナルティー(キック)だと思う。抗議することさえできない。一つ目は相手選手が足を上げ、クリスティアーノは真っすぐ走ってファウルされた。もう一つ、クル・ズマが彼と接触した時、ポール(・ポグバ)がファウルしたということだった。では、なぜ3回目はペナルティーキックじゃないんだ? これじゃあ、クリスティアーノは決してPKを獲得できないだろう」と、計3回はPKに該当するようなプレーがあったと判定に不満を漏らしている。

 ファンからも「恥ずべきことだ」などと声が上がっており、勝利の喜びは半減してしまっているようだ。

Football ZONE web編集部