鈴木の今季初ゴールで得点するも逆転負けし、ホラーバッハ監督はチャンス逸を悔やむ

 ベルギー1部シント=トロイデンは、19日に行われたリーグ第8節ヘンク戦で1-2と逆転負けを喫した。チームを率いるベルント・ホラーバッハ監督は試合後、「我々にもチャンスはあった」と決定機をモノにできなかったことを悔やんだ。ベルギー紙「Voetbal Belgie」が伝えている。

 シント=トロイデンはGKシュミット・ダニエル、DF橋岡大樹、FW林大地、FW鈴木優磨の日本人選手4人が先発。一方、ヘンクは日本代表MF伊東純也がスタメンに名を連ねた。

 0-0のまま前半を折り返すかと思われたアディショナルタイム、ついにスコアが動く。シント=トロイデンは敵陣右サイドでキープした林からオーバーラップしてきた橋岡へと渡り、ゴール前へ右足ダイレクトでクロスを供給。これに飛び込んだ鈴木がフリーでヘディングシュートを流し込み、鮮やかに先制点を奪った。鈴木はこれが今季初ゴールとなった。

 しかし、敵地に乗り込んだヘンクが後半に反撃。後半28分にガーナ代表MFジョセフ・ペイントシルのゴールで追いつくと、同38分には左サイドからのクロスを伊東がペナルティーエリア内で頭で折り返し、中央で収めたナイジェリア代表FWポール・オヌアチュがキープから右足を振り抜き、勝ち越しゴールとなった。

 ヘンクとの“リンブルフ・ダービー”で逆転負けを喫したシント=トロイデン。ホラーバッハ監督は試合後、ファンに勝ち点3を届けられず、「非常に残念」と悔やんだ。

「相手がポゼッションを握っていたが、我々にもチャンスはあった。ハヤシは得点できた。スズキがハーフタイム直前に得点した。後半、相手がクオリティーを持って臨んでくることは分かっていた。ヘンクは大量得点をする必要はなく、オヌアチュを守るのは非常にハードだった。しかしながら、我々もスズキのチャンスで2-0にできたはずだった。残念ながら我々は2失点してしまった」

 指揮官が挙げたのは、鈴木のゴールが生まれる直前の前半41分の場面。右サイドの橋岡からピンポイントクロスが出て、ゴール前の林がフリーでヘディングシュートを放つも、枠を捉えられず(最終的にオフサイド判定)。林自身も頭を抱え、ピッチを叩いて悔しがった。後半にも、途中出場のMFクリスティアン・ブルースのクロスに鈴木がヘディングで狙ったが、相手GKの好守でゴールならず。これでヘンクに流れを渡してしまった。

 それでも、ホラーバッハ監督は「我々はこの3試合で進歩していて、融合は順調だ。このままハードワークを続ければ、すぐに良くなるだろう」とすぐに前を向いていた。

Football ZONE web編集部