ムバッペとの契約延長を望むべく、「ベンチ送り禁止令」を指揮官へ発する可能性も?

 フランスの強豪パリ・サンジェルマン(PSG)は、今季限りで契約満了を迎えるフランス代表FWキリアン・ムバッペとの契約延長交渉が今季最大の課題となっている。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」によると、それによってマウリシオ・ポチェッティーノ監督は起用法に制限を受ける可能性があるという。

 ムバッペは今季開幕前のプレシーズンで、スペインの強豪レアル・マドリードが移籍金1億8000万ユーロ(約234億円)とされる獲得オファーを投じたものの、PSGが拒否したとされている。もっとも、今季終了時に契約が満了するために来季にフリートランスファーでのレアル行きになるという見方が根強い。

 一方で、PSGの強化責任者を務めるレオナルド氏はムバッペの「ゼロ円移籍」を望んでおらず、契約延長を取り付けたい考えだ。そのため、同紙ではレオナルド氏がポチェッティーノ監督に対して「ムバッペのベンチ送り禁止令」を発すると報じた。

 PSGは今季、スペインの強豪バルセロナを退団したアルゼンチン代表FWリオネル・メッシを獲得。さらにはブラジル代表FWネイマールや、アルゼンチン代表FWマウロ・イカルディ、同MFアンヘル・ディ・マリアも所属している。

 レオナルド氏は先日、フランス紙「レキップ」によるメッシの手取り年俸が3年総額1億1000万ユーロ(約143億円)という報道に対して過敏とも言える反応を示したが、それがムバッペ側との交渉に影響を与えると考えたならば、それも頷ける部分がある。

 果たして、PSGはムバッペとの契約延長の合意を取り付けて、レアル行きとなるにしても移籍金を発生させることができるのか。サッカー界のルールでは、選手は契約満了の半年前からは、自由に他クラブと交渉することができる。PSGにとってのタイムリミットは年内となるだけに、難しい状況にある模様だ。

Football ZONE web編集部