シュツットガルトの遠藤&伊藤、「FIFA22」のレーティングに独紙が異議

 10月1日に発売予定の人気サッカーゲーム「FIFA22」では、登場する各選手に能力値(レーティング)が与えられていて、パス精度やスタミナなどの各項目も0から99までの数値で表されている。世界的な人気を誇る作品だけに、すでに発表された有名選手のレーティングを巡って議論が起きているが、ドイツでは同作品内でのシュツットガルトの日本人2選手の評価に疑問を呈するような記事も出ている。

 ドイツ紙「ビルト」は、FIFA22におけるシュツットガルトの注目選手を紹介した特集記事を掲載。そのなかで日本代表MF遠藤航を「中盤のダイナモであるワタル・エンドウは、FIFA22でもシュツットガルトのキープレーヤーであり、全体の能力値78はチームトップの数値である」と、チームのベストプレーヤーとして取り上げている。しかし、その一方で、「このブンデスリーガ最高の戦士のデュエル能力値はたったの78であり、これについてはもっと良い数字が与えられるはずだった」と昨季デュエル勝利数でリーグ最多を記録し、今季も前節までデュエル勝利数78回でモハメド・シマカン(RBライプツィヒ)と並んで同部門1位タイにつけている遠藤の対人プレーの強さに対する評価が低いとも指摘している。

 また、今季開幕前にジュビロ磐田から期限付き移籍で加入したDF伊藤洋輝の能力値についても、「ヒロキ・イトウは、シュツットガルトでプレーした最初の1分目から周りを納得させるようなパフォーマンスを見せていて、とりわけ彼の左足はビルドアップの際に大きな楽しみをチームにもたらしている。しかし、FIFAは彼のロングボールに対して58という不可解で酷い数値を与えている。全体の能力値62も、この才能豊かなディフェンダーにとって正当なものではない」と、直近のリーグ戦3試合連続出場中と存在感を増しつつある伊藤の能力値はもっと高いはずだとの見解を示している。

 もっとも、こうした分析は裏を返せば遠藤と伊藤が現地メディアからいかに高く評価されているかの証でもあり、彼らにとっては嬉しいニュースかもしれない。ともにシュツットガルトのキーマンとして、今後さらに注目を集めていくことになりそうだ。

Football ZONE web編集部