神戸がホームで浦和に勝利、3位争いで一歩前進

 ヴィッセル神戸は2日に浦和レッズをホームに迎えたJ1第31節で、日本代表FW大迫勇也のJリーグ復帰初ゴールで先制すると、元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタも2ゴールして5-1と大勝した。

 30試合を消化して勝ち点54の4位に並んでいた両チームは、来季のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権の得られる3位争いを繰り広げる上位の直接対決だった。浦和は前節のFC東京戦から1週間のインターバルで臨んだが、神戸は9月29日に川崎フロンターレ戦を戦って中2日での戦いになった。

 しかし、開始直後からその休養日数の差を感じさせない圧力をかけた神戸は前半8分、左サイドから元日本代表DF酒井高徳が入れた低いアーリークロスに大迫が走り込むと、相手DFアレクサンダー・ショルツと飛び出してくるGK西川周作に挟まれながらもゴールに流し込んだ。

 神戸は同21分に中央やや左サイドで得たフリーキックを、イニエスタがファーサイド側に巻き込むシュートを直接決めてリードを広げ、さらに同35分にはマイナスのボールに対してイニエスタが放ったシュートが、浦和MF柴戸海に当たってコースが変わり、西川の逆を突いてゴール内へ。一気に3-0とリードを広げた。

 浦和は前半終了間際にDF明本考浩のヘディングシュートがゴールポスト直撃のシーンもあったが無得点。リカルド・ロドリゲス監督は、ハーフタイム明けからデンマーク人FWキャスパー・ユンカーを投入した。

 すると後半4分、浦和はゴール正面のところでユンカーがボールを収め、走り込んだMF関根貴大を経由して中央に入ったボールにMF小泉佳穂が飛び込んでゴール。反撃ムードを作る1点を返した。

 しかし同8分、浦和は西川からMF平野佑一に出したショートパスがズレて自陣で神戸ボールにしてしまうと、その流れからイニエスタが左足でゴール前に柔らかく入れたクロスにFW武藤嘉紀が反応してヘディングでゴール。神戸が4-1と再びリードを3点にした。

 その後は浦和も諦めずに攻撃回数を増やしたものの、逆に神戸は同39分に途中出場のFWボージャン・クルキッチがJ1初ゴールを決めて5-1に。際どい勝負が予想された上位対決は、神戸が完勝して3位争いに一歩前進した。

Football ZONE web編集部