待望のゴールに「素晴らしいパスが来て、上手く流し込めた」

 ヴィッセル神戸の日本代表FW大迫勇也は、2日のJ1第31節ホーム浦和レッズ戦の前半8分に先制ゴール。これがJリーグ復帰後の初ゴールとなり、「長かったですね」と正直な感想を話した。

 大迫は8月8日に神戸入りが発表された。鹿島アントラーズから2014年1月にドイツ移籍して以来のJリーグ復帰で、デビューは8月25日の大分トリニータ戦。そこから日本代表活動で不在だった時期を除いて出場を続け、アシストもあったがゴールはなかった。

 それでもこの浦和戦の前半8分、左サイドから元日本代表DF酒井高徳が入れた低いアーリークロスに走り込むと、相手DFアレクサンダー・ショルツと飛び出してくるGK西川周作に挟まれながらもゴールに流し込んだ。試合後には「素晴らしいパスが来て、上手く流し込めた。長かったですね」と神戸加入後初ゴールへの感慨を話した。

 この活躍ぶりには、この試合で2ゴールした主将の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタも賛辞を惜しまなかった。

「大迫選手は素晴らしいプレーヤーだし、日本代表選手。クオリティーをチームで存分に生かしてくれている。僕らとしてはボール失わない選手だと分かるし、連携プレーも上手い。ゴールを決めただけでなく最高の試合をした。ゴールを決めただけでなく、90分にわたってプレッシングなど素晴らしかった。それだけでなくゴールを決めたのはFWの彼には重要なこと」

 この試合では、大迫と元日本代表FW武藤嘉紀が2トップを組み、さらに中盤をダイヤモンド型にしてイニエスタをトップ下に配置。浦和のビルドアップに人数を合わせたプレスを掛けた。その試合状況を「(2トップでの)やりやすさというよりも、相手が嫌だろうと感じた。僕らがしっかりプレッシャーをかけ続けられる。相手の嫌がることを続けようと思っていた」と話す。その結果、1トップの時のように孤立することも少なかった。

 この後は日本代表に合流して、ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の試合に臨む。ここまで2試合を1勝1敗で終えているが、「30歳を超えたらなかなか周りの目は、悪いプレーをするとすぐに落ちたと言われる。自分のプレーで違いを出したい」とプライドを垣間見せる。そして「代表は全く別のもの。自分に責任を持って、神戸の代表として頑張りたい」と、試合後には代表モードに切り替えていた。

Football ZONE web編集部