13年6月の豪州戦を回想 遠藤保仁は「ボールを上手く回してくれる役割を担っていた」

 元日本代表DF内田篤人氏が、スポーツチャンネル「DAZN」の番組「Atsuto Uchida’s FOOTBALL TIME」の中で、日本代表の最多出場記録を持つMF遠藤保仁(ジュビロ磐田)について語っている。

 内田氏は現役引退後、日本サッカー協会(JFA)が新設した若年層の強化および普及に関わる「ロールモデルコーチ」に就任するとともに、「DAZN」の番組「Atsuto Uchida’s FOOTBALL TIME」のMCを務め、国内外の試合や欧州で戦う日本人選手の活躍を解説している。

 同番組の最新回「#52」のスペシャル編では、進行役の日向坂46影山優佳さんとともに、2014年のブラジル・ワールドカップ(W杯)出場を決めた、2013年6月のアジア最終予選オーストラリア戦(1-1)を振り返っている。

 埼玉スタジアムでの一戦は、引き分け以上でW杯出場が決定する状況。後半36分に先制を許すも、同45分にMF本田圭佑が同点PKを決め、本大会への切符を手にした。

 内田氏が当時の試合を見て、改めて上手いと思ったのが歴代トップとなる日本代表通算152試合の記録を持ち、W杯本大会にも3回出場した遠藤保仁だったという。

 前半15分、敵陣中央でボールを持ち、シュートフェイントでオーストラリアMFマーク・ブレシアーノをかわし、左足でミドルを放ったシーンでは、「ヤットさん、シュートフェイントうま!」と感嘆。そして、森保一監督率いる現日本代表にもなぞらえて、自身の見解を述べた。

「あのシュートシーンもそうだし、途中で上手いな誰だと思ったらヤットさんだった。もしかしたら、ヤットさんなのかもね。今一番(日本代表に)足らないピースって。足らないと言うと、今の人たちに失礼かなっとか思っちゃうけど、ヤットさんかもね。ディフェンスとFWの真ん中にいて、ボールを上手く回してくれる役割を担っていた。今見返しても、(アルベルト・)ザッケローニがヤットさんをずっと代えずに使っていたのが分かる。代えられないんだよね。すげーわ」

 現代表のボランチは、現地時間7日のW杯アジア最終予選第3節サウジアラビア戦(0-1)でMF柴崎岳(レガネス)が決勝点を献上するパスミスを犯してしまうなど、MF遠藤航(シュツットガルト)の相棒役が定まり切っていない。12日のオーストラリア戦で、ボランチはどのコンビになるのかにも注目が集まる。

Football ZONE web編集部