オーストラリアから3連勝で2位浮上の森保ジャパンにスペイン注目

 森保一監督率いる日本代表は、11月16日に敵地で行われたカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第6節でオマーンに1-0で勝利し、グループ2位に浮上した。一時4位と低迷した森保ジャパンのV字回復を受けて、スペイン紙「マルカ」は「久保建英なしで見事な大復活を遂げた」と伝えている。

 最終予選の初戦でオマーンに0-1と敗れた日本は、第3節のサウジアラビア戦も0-1と落とし、3試合で1勝2敗と大苦戦。しかし、そこからオーストラリア戦(2-1)、ベトナム戦(1-0)と連勝を飾り、オマーン戦を迎えていた。

 前半は決定打を欠いて0-0で終えるも、後半にA代表デビューのMF三笘薫(ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ)を投入すると日本の攻撃が活性化。その後もFW古橋亨梧(セルティック)やDF中山雄太(ズウォレ)らをピッチに送り込み、後半36分には中山からの縦パスに反応した三笘がクロスを送り、FW伊東純也(ヘンク)が押し込んで決勝ゴールを奪った。

 スペイン紙「マルカ」は「日本代表、W杯出場が危ぶまれていたが見事に復活」と特集。「最初の3試合のうち、オマーン戦(0-1)、サウジアラビア戦(1-0)と2敗して森保一監督の教え子たちは苦境に立たされた」と、最終予選序盤戦の逆境について触れている。

 3位につけるなかで迎えたオマーン戦。敗れれば4位転落という窮地という状況だったが、「三笘薫から素晴らしいパスを受けた伊東純也がゴールを決め、サムライブルーは勝ち点3を獲得した」と伝えた。

 また「最初の3試合で2敗を喫したサムライは、オマーンを破って1-0と勝利。2022年のカタールW杯自動出場圏(2位以内)に入った」と記し、今回のオマーン戦勝利でオーストラリアを抜いて2位に浮上した状況も紹介している。

 記事では、スペイン1部マジョルカに所属するMF久保建英にも言及。日本代表でも徐々に頭角を現すアタッカーが負傷離脱しているなかで森保ジャパンが復調しており、「日本は負傷した久保建英なしで見事な大復活を遂げた」と驚きを持って報じた。

 日本は2022年に中国戦(1月27日)、サウジアラビア戦(2月1日)、オーストラリア戦(3月24日)、ベトナム戦(3月29日)と残り4試合を戦う。A代表デビュー戦で輝きを放ち、チームを活性化した三笘の連続起用はあるのか。指揮官の決断に注目が集まりそうだ。

Football ZONE web編集部