15試合連続でスタメン出場中の冨安、攻守両面の働きを英メディアも高く評価

 イングランド1部アーセナルの日本代表DF冨安健洋は右サイドバックのレギュラーとしてデビュー以降15試合連続でスタメン出場を続け、最終ラインを支える重要な存在となっている。英衛星放送「スカイ・スポーツ」では今季の“ベスト補強”の1人としてピックアップされた。

 セリエAのボローニャから加入した23歳の冨安は瞬く間にミケル・アルテタ監督のアーセナルでキーマンとなっている。第4節ノリッジ・シティ戦(1-0)のデビュー以降右サイドバックのレギュラーポジションをがっちりと掴み、15試合連続でスタメン出場中。前節リーズ・ユナイテッド戦(4-1)では負傷交代を余儀なくされたが、安定したパフォーマンスを続けている。

 英衛星放送「スカイ・スポーツ」はプレミアリーグの現時点でのシーズンベスト補強選手、「サイニング・オブ・ザ・シーズン」の候補選手を6人選出。冨安はそこに同僚GKアーロン・ラムズデールをはじめ、クリスタル・パレスのMFコナー・ギャラガー、ワトフォードのFWエマヌエル・デニス、サウサンプトンのDFバレンティノ・リブラメント、ウォルバーハンプトンのGKジョゼ・サとともに名を連ねた。

 同局のオリバー・イュー記者は「今シーズンのガナーズのパフォーマンスはミケル・アルテタと彼のチームにとって素晴らしい移籍ウインドーだったことを証明している」としたうえで「それを象徴するのが冨安健洋だ」と日本代表DFの貢献度の高さを強調している。

「デッドラインデーにボローニャから1980万ポンド(約30億円)でアーセナルに移籍してきた時は疑問があったが、彼は加入以来ほとんどミスを犯していない。この23歳はフィジカル能力、実用的なスタイル、プレッシャーを浴びているなかでの判断力の高さで右サイドバックのポジションを自分のものにした。プレミアリーグで15試合に出場している」

 冨安に関するスタッツも紹介されており、ここまでのタックル数(27回)、空中戦勝利数(43回)、デュエル勝利数(87回)、ボールタッチ数(1085回)がいずれもチームトップ
、ファイナルサードでのパス本数(213本)はチーム3位を記録。持ち前の高さや1対1の強さを存分に発揮していることが分かる。

 プレミアリーグ参戦1年目から強烈なインパクトを残し、現地メディアや解説者からも称賛を浴びている冨安。今では夏の大型補強で大幅な若返りを果たした“ヤング・アーセナル”の象徴的な存在となっているようだ。

Football ZONE web編集部