復帰したシティ戦でもスターリングを封じ込めるなどハイパフォーマンス

 イングランド1部アーセナルの日本代表DF冨安健洋は、現地時間1月1日に行われたプレミアリーグ第21節マンチェスター・シティ戦(1-2)で、相手の強力な攻撃陣に立ち向かうハイパフォーマンスを披露した。韓国メディアも「冨安はアーセナルにとって神の恵みだった」と伝えている。

 新型コロナウイルスの陽性反応から戦列に復帰した冨安は、首位を走るシティ戦で右サイドバック(SB)として先発出場。シティの左サイドでプレーしたイングランド代表FWラヒーム・スターリングには突破を許さず、ベルギー代表MFケビン・デ・ブライネとのデュエルも制するなど、自身のサイドからピンチを招くことはなかった。

 後半にDFガブリエウ・マガリャンイスが2度目の警告を受けて退場処分になったこともあり、試合にこそ悔しい逆転負けを喫したが、フル出場した冨安は地上でのデュエル勝率100%、クリア5回、タックル3回、インターセプト3回と、守備面で高い数字(英メディア「Squawka」調べ)を叩き出したことも注目を浴びた。

 アーセナル加入後、安定したプレーを続ける冨安について、韓国のサッカー専門サイト「インターフットボール」も「トミヤスはアーセナルに完全に適応し、右SBの悩みを解決した」と着目している。

「(イタリア1部)ボローニャと日本代表で良いプレーを見せていたが、プレミアリーグでも力を発揮できるのか関心が集まった。コロナの陽性反応で欠場したノリッジ・シティ戦を除けば、移籍後はリーグ戦全試合に出場。確かな地位を確立し、ミケル・アルテタ監督の絶対的な信頼を受けている。冨安はサイドだけでなく、中央に動いてビルドアップもできる。パス、ポジショニング、動き、すべてが鋭く精度も高い。デュエルでも、空中戦、地上戦問わずに相手を阻止する。シーズン序盤に不安定だった(イングランド代表DF)ベン・ホワイトも冨安と組むことで安定した。冨安はアーセナルにとって神の恵みだった」

 ボローニャから加入した際の移籍金は1700万ポンド(約26億円)とされる冨安。23歳の絶対的レギュラーを獲得できたと考えれば、アーセナルにとってはバーゲンセールだったと言ってもいいだろう。

Football ZONE web編集部