岩渕がコロナ陽性反応により隔離 FWは菅澤優衣香と田中美南に期待

 なでしこジャパン(日本女子代表)は、1月21日に女子アジアカップのグループリーグ初戦ミャンマー戦に臨む。今大会は大会3連覇とともに、2023年の女子ワールドカップ(W杯)出場権を懸けた重要な戦いとなる。

 万全の状態で初戦に臨みたい日本だったが、1月19日に衝撃が走った。W杯出場3回を誇り、今回のメンバーで最も多い国際Aマッチ37ゴールを記録しているエースのFW岩渕真奈(アーセナル/28歳)が新型コロナウイルス陽性反応と診断され、最短でも24日までは自室隔離に。同日開催されるグループリーグ第2戦のベトナム戦も出場できない。

 攻撃の柱が抜け、FWはベテランの菅澤優衣香(三菱重工浦和レッズレディース/31歳)と田中美南(INAC神戸レオネッサ/27歳)に懸かる期待が大きい。また、アタッカーのMF長谷川唯(ウェストハム/24歳)には、チャンスメイクだけでなく、フィニッシュワークにも積極的に絡みながら、攻撃に厚みをもたらすタスクが求められそうだ。

 ボランチはMF林穂之香(AIKフットボール/23歳)、MF長野風花(マイナビ仙台レディース/22歳)、MF隅田凜(マイナビ仙台レディース/26歳)、MF猶本光(三菱重工浦和レッズレディース/27歳)という顔ぶれ。この中で最年長となる猶本には、攻守の起点となるだけでなく、リーダーシップにも期待したい。

 守備陣の核は、やはり通算120キャップを誇るDF熊谷紗希(バイエルン・ミュンヘン/31歳)。経験豊富な右サイドバック(SB)のDF清水梨紗(日テレ・東京ヴェルディベレーザ/25歳)とともに、若いDF宮川麻都(日テレ・東京ヴェルディベレーザ/23歳)、DF南萌華(三菱重工浦和レッズレディース/23歳)らを牽引できるかに注目だ。

 W杯での上位進出を見据えれば、アジアで躓くわけにはいかない。池田監督が推し進める「奪う」コンセプトと相手の強みを消すスタイルをどこまで体現できるか。新生なでしこジャパンが本当の船出を迎える。

FOOTBALL ZONE編集部