現在来日中のボルシア・ドルトムントは、15日に浦和レッズとのプレシーズンマッチ(大会名称:明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2017)に臨む。今季が始まってから2試合目の実戦となり、同時にシーズン初勝利を目指す重要なゲームだ。

 チームの守備の要であるギリシャ代表DFソクラティス・パパスタソプーロスは、14日の練習後に取材に応じ「とても美しい雰囲気で、ファンの皆さんは本当にサッカーを愛している。ここにきて試合できることを非常に嬉しく思う」と、公開練習に集まった日本のファンに感謝を述べた。

 ドルトムントはトーマス・トゥヘル監督が昨季限りで退任し、今季はピーター・ボス新監督とともに戦う。オランダの名門アヤックスをヨーロッパリーグ決勝に導いた手腕が評価されての抜擢となったが、ドイツでのプレシーズン初戦は4部リーグ所属のロート・ヴァイス・エッセンに2-3で敗れた。

 スタートダッシュに失敗したという見方もある中、ソクラティスは「自分たちのサッカーのためたくさんのことを学んでいるところ」と述べ、現状を悲観していない。

 ボス監督に「非常に優れた指導者」という印象を抱いており、「(トゥヘルとは)違うところがたくさんある。すべての指導者にはそれぞれの好むやり方がある。新しい監督がくれば、もちろん学ぶための時間が必要だ」と、ソクラティスは忍耐を強調した。

 今季初勝利を目指す浦和戦は、今後に弾みをつけるためにも重要な実戦の機会となる。「明日は僕らにとって今季の2試合目になる。試合を重ねるごとに向上させていきたい。見に来てくれた人たちが満足できるような試合になったらいいね」とソクラティス。

 約8万人を収容するドルトムントの本拠地ジグナル・イドゥナ・パルクほどではないものの、6万人の来場が予想される埼玉スタジアムで、ヨーロッパのトップレベルにふさわしい強さを示すことができるだろうか。

(取材・文:舩木渉)