元イタリア代表FWのアントニオ・カッサーノは、エラス・ヴェローナに加入することが決定してからわずか8日で、現役引退を決断したようだ。18日付の伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などが伝えている。

 今年1月にサンプドリアとの契約を解消してフリーとなっていたカッサーノだが、今月10日に新シーズンの所属クラブが決定。セリエAに昇格するエラス・ヴェローナに加入することが発表された。

 練習試合では早くもアシストや好プレーを見せ、依然として高い技術を有していることを証明していた。かつてサンプドリアで名コンビを築いたFWジャンパオロ・パッツィーニと再会し、ヴェローナで再びその力を発揮することが期待されていた。

 だが、『ガゼッタ』がカッサーノに近い筋からの情報として伝えたところによれば、同選手はそのヴェローナを退団することを決断したという。そのまま現役を引退する可能性が非常に高いとみられている。「家族の事情」による決断とのことだ。

 カッサーノは現地時間18日午後に会見を開くことを予定しており、そこで説明を行うことになるようだ。キャリアを通して様々な騒動を巻き起こしてきた“悪童”は、最後の去り際も予想外の形となりそうだ。