レアル・マドリーに所属するスペイン代表FWアルバロ・モラタは、チェルシーへの移籍に接近しつつあるようだ。スペイン『マルカ』紙やイタリア『スカイ・スポーツ』などが伝えている。

 出場機会の増加を求めてこの夏の移籍を希望しているというモラタは、一旦はマンチェスター・ユナイテッドへの移籍が確実視されながらも実現には至らなかった。ユナイテッドは前線の補強として、モラタではなくエバートンからロメル・ルカクを獲得している。

 当初ルカクの移籍先として有力視されていたチェルシーは、退団濃厚なジエゴ・コスタの穴を埋めるためにも新たな大物FWを必要としている。そこでモラタにターゲットを切り替え、マドリーとの合意に迫りつつあるという。

 マドリー側がモラタの移籍金として8000万ユーロ(約103億円)+ボーナスを要求しているのに対し、チェルシー側は7500万ユーロ(約97億円)までに抑えることを望んでいるという。マドリーは金額の引き下げに応じない姿勢を見せていたが、ユナイテッドとの合意を逃したことで態度を軟化させ、取引の成立を優先する可能性もあるとみられている。

 チェルシーはマドリーのブラジル代表DFダニーロの獲得にも動いていた模様だが、争奪戦に割って入ったマンチェスター・シティが優位に立ったと報じられている。チェルシーとしてはまたしてもターゲットを逃す危機に直面することになり、アントニオ・コンテ監督の不満を和らげるためモラタ獲得をどうしても実現させる必要がある状況かもしれない。