今夏の移籍市場で積極的な補強を行い、既に1億9000万ユーロ(約247億円)を費やしたミランに対し、欧州サッカー連盟(UEFA)で委員長を務めるアンドレア・トラベルソ氏が警告した。27日に伊メディア『フットボールイタリア』が報じている。

 ミランはFFP(フィナンシャルフェアプレー)に引っかかる可能性を考慮して、VA(ボランタリー・アグリーメント)の適用申請に向けて動いていた。VAとは、4年以内に収支のバランスをイーブンに戻す事ができるという整合性の取れた事業計画をUEFAに提示して承認されれば、過去3年間の負債がFFPの対象から除外されることになるというものだ。

 既に事業計画をUEFAに提示したが、内容が十分でなかったことなどから、一度取り下げ再度修正した計画を10月に提示する予定だ。つまり今夏の積極補強は、VAの適用申請が認められることを想定。またユニフォームやチケットの売り上げ増を見込んだ前倒しの巨額投資とも言える。このような状況に関してアンドレア氏は「ミランはFFPの例外ではない。どのクラブに対してもルールは適用される」と発言。

 続けて「VAは新経営陣との間で結ばれる。4年間の収支のバランスで判断するが、内容次第でVAの適用が認められない可能性はある。ただ、我々はまだ詳細を知らない。今後の事業計画と2018年の支出で判断することになるからだ」と答えている。