バルセロナのブラジル代表FWネイマールは、すでにパリ・サンジェルマン(PSG)への移籍を決意し、そのことを親しいチームメートたちに伝えたという。スペイン紙『ムンド・デポルティボ』が29日付で伝えた。

 バルサの誇る3トップ“MSN”の一角として活躍してきたネイマールだが、PSGへの移籍の可能性がここのところ盛んに報じられている。本人はメディアに対して口を閉ざし続けており、自身の去就について態度を明らかにはしていない。

 だが『ムンド』によれば、ネイマールはチームメートの中で親しい者たちに対し、移籍を決めたことを27日に伝えたとのことだ。この日の練習では、ネイマールがDFネルソン・セメドと口論となり、怒りの収まらない様子で練習を後にしたことも話題となっている。

 一方でネイマールは、クラブに対しては自身の意志を明確に伝えてはいないようだ。バルサ側はネイマールから直接移籍の意志を聞いてはいないものの、最終的にネイマールは去ることになると考えている模様だという。

 バルサのジョゼップ・マリア・バルトメウ会長は『ESPN』の番組で、PSGがネイマールを欲しいのなら「契約解除金を、最後の1ペセタ(スペインの旧通貨)まで支払わなければならない」と発言。2億2200万ユーロ(約288億円)に設定された契約解除金を下回る金額での取引には一切応じないという姿勢を明確にしているが、PSGにはその全額を支払う意志があるとみられている。