二転三転の末、最終的に現役を続行することになったとみられる元イタリア代表FWアントニオ・カッサーノに対し、セリエB(イタリア2部)の2クラブが関心を示しているようだ。1日付の伊紙『コッリエレ・デッロ・スポルト』が伝えている。

 現在35歳のカッサーノは、先月10日にセリエAのエラス・ヴェローナとの契約を交わしたが、その8日後には退団と現役引退を検討しているとして騒ぎを引き起こした。最終的にはヴェローナを退団したが、現役は続行する意志を見せている。

 ヴェローナを退団するにあたり、他クラブに加入するためには違約金を支払わなければならないという契約も交わされた。セリエAのクラブに加入するためには20万ユーロ(約2600万円)、セリエBのクラブに加入するためには5万ユーロ(約650万円)が必要だという。

 セリエAではカリアリが獲得を望んでいるとも噂されたが、カリアリは関心を否定したとのこと。一方セリエBでは、昨季8位のスペツィアと、昨季11位のヴィルトゥス・エンテッラが強い関心を示しているとのことだ。エンテッラは今年1月にカッサーノがサンプドリアを退団した際にも獲得に動いていたクラブであり、カッサーノ自身も興味を引かれていたことを認めている。

 夏の移籍市場は8月末で終了するが、現在フリーとなっているカッサーノは9月までクラブ加入が可能。もはや何が起こってもおかしくない状況だが、“問題児”を迎え入れるクラブは出てくるのだろうか。