パリ・サンジェルマン(PSG)への移籍に迫りつつあるとみられるバルセロナのFWネイマールだが、移籍取引はそう簡単にはまとまらないかもしれない。スペインプロリーグ機構(LFP)のハビエル・テバス会長は、PSGからの契約解除金を受け取るつもりはないと宣言している。

 バルサは2日、ネイマールがクラブに対して退団の意志を伝えたことを発表した。バルサは契約解除金として設定された2億2200万ユーロ(約290億円)の満額が支払われた場合に限り退団に応じるという姿勢を取っている。

 PSGは、契約解除金を支払ってネイマールを獲得する意志があるとみられている。満額が支払われるのであれば本来バルサはネイマールの移籍を止められないはずだが、そう簡単に事が運ぶわけではないかもしれない。

 契約解除金はLFPに預けられる形となるが、PSGがファイナンシャル・フェアプレー(FFP)規定に違反していると主張するテバス会長は、PSGからの支払金を「受け取らない」と宣言している。スペイン紙『アス』のインタビューに対し、「PSGのようなクラブからの金は受け取らない。受け取るのは道理に合わない行為だ。PSGがネイマールの契約解除金を持ってきても受け取ることはない」と同会長は語った。

 テバス会長はまた、PSGのFFP違反を欧州サッカー連盟(UEFA)に訴えるつもりであり、UEFAが動かないのであれば法廷に訴えるとも主張している。世紀の大型移籍は無事に成立するのだろうか。