FWネイマールの退団の可能性が高まったことで、バルセロナは代役としてリバプールのブラジル代表MFフィリッペ・コウチーニョの獲得に向けた動きを強めるかもしれない。2日付の英紙『デイリー・メール』などが伝えている。

 パリ・サンジェルマン(PSG)への移籍の可能性が注目されていたネイマールだが、現地時間2日には大きく状況が動いた。バルサはネイマールが退団の意志をクラブに伝えてきたことを公式声明で発表。ネイマールはPSGとの最終交渉のためパリへと向かっており、代理人は「週末までには移籍が発表される」という見通しを示している。

 移籍が成立すれば、バルサはネイマールの契約解除金に設定された2億2200万ユーロ(約290億円)を手に入れる見通し。ファンの不満を抑えるためにも、この資金を新たな補強に投じることが見込まれている。

 その最大のターゲットだとみられるのが、以前から噂されるコウチーニョだ。バルサはすでに7200万ポンド(約105億円)というオファーを断られた模様だが、1億ポンド(約146億円)まで増額しての新たなオファーを提示する見通しだと報じられている。

 スペイン紙『ムンド・デポルティボ』によれば、バルサは今週末までにコウチーニョの獲得を決定させたい意向だという。週明けの7日にはブラジルのシャペコエンセと対戦するガンペール杯の試合が予定されており、本拠地カンプ・ノウでの新チームお披露目となるこの機会にコウチーニョを紹介したいという考えのようだ。

 リバプールのユルゲン・クロップ監督は一貫してコウチーニョの放出を否定し続けており、獲得を狙うのはバルサに取って「エネルギーのムダ」だと主張している。バルサはネイマールに代わるビッグスターを手に入れることができるのだろうか。