リバプールに所属するブラジル代表MFフィリッペ・コウチーニョは、バルセロナへの移籍を望む気持ちがあったことを認めつつ、残留したリバプールでのプレーに改めて専念する姿勢を強調した。ブラジル『ESPN』が16日付でインタビューを伝えている。

 夏の移籍市場ではバルサがコウチーニョの獲得に向けた動きを見せ、去就が注目されていたが、結局移籍が成立することはなかった。バルサは移籍市場最終日にリバプール側が移籍金2億ユーロ(約265億円)を求めてきたことで獲得を断念したと主張したが、リバプールはそれを否定している。

 リバプールに移籍志願を提出したとも報じられていたコウチーニョ自身は、騒動以降初となるインタビューに答えて状況を振り返った。「どんな仕事でも同じだが、オファーを受ければ関心を持つことも持たないこともある。この場合、皆さんご存知の通り、僕は関心を持っていた。家族も同じだ」

「そういう偉大なクラブからオファーを受けるのはとても名誉なことだ」とコウチーニョはバルサからの誘いについて語る。その上で、「ここ(リバプール)にいられるのも名誉なことだ。ここで今まで通りにベストを尽くしたい。必死に頑張って、できるだけ良い1年を過ごすことに集中している」と、引き続きリバプールで奮闘する姿勢を示した。

 シーズン序盤は負傷によるものだという欠場が続いていたコウチーニョだが、13日にチャンピオンズリーグのセビージャ戦に交代出場し、16日のバーンズリー戦では今季初先発。本拠地のサポーターは移籍を望んだコウチーニョの復帰を温かく迎えていた。