日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督は31日、来月10日のブラジル戦と同14日のベルギー戦に向けた招集メンバーを発表した。

 香川真司本田圭佑岡崎慎司といった現代表を長きにわたって支えてきた選手たちが外れた一方で、新戦力も多く招集された。そのうちの1人がベルギー1部のワースラント・ベフェレンに所属するMF森岡亮太である。

 今夏ポーランドのシロンスク・ヴロツワフからベフェレンに移籍した森岡は、リーグ開幕から13試合に出場して6ゴール7アシストを記録し、ベルギー国内でセンセーションを巻き起こしている。

 日本代表からは2014年9月に2試合出場して以来遠ざかっていたが、3年ぶりの復帰となった。現体制では初招集となる。ハリルホジッチ監督は選出の理由について「パフォーマンスはもちろんのこと、最後のパス、それから得点、オフェンス面について評価できる」と述べている。

 指揮官は「長い間彼を知っていましたが、そこまで私を興味深く惹きつけたわけではなかった。ベルギーに行ってから気になり始めた。パフォーマンスが徐々に上がってきて、私の興味を惹きつけました」とも明かした。

 スタッフがベルギーに滞在して現状をチェックしたところ、ポジティブな面が多く発見されたという。一方でハリルホジッチ監督は「特に守備面、デュエルのところを伸ばしていかなければいけない。現代フットボールでは特に全員が攻撃も守備もやらなければいけない」と課題も指摘する。

 今回の遠征はフランス北部のリールと、ベルギーのブルージュで試合が開催されるため、森岡にとって移動の負担はほとんどない。有利な状況を生かし、合宿中に課題を少しでも改善してロシアW杯出場に向けてアピールしたいところだ。