ブラジルメディア『グローボエスポルチ』が、国内リーグ王者コリンチャンスに所属する元ブラジル代表FWジョーの名古屋グランパス移籍の可能性を報じた。

 来季からJ1に復帰する名古屋は、ブラジル1部で今季得点王とMVPに輝いたジョーの獲得に対し1100万ユーロ(約15億円)という高額な移籍金を提示しているとのこと。コリンチャンス関係者によれば、すでにメディカルチェックを残すのみの段階まで交渉は進んでおり、ファビオ・カリージェ監督も退団を了承しているという。また、メディカルチェックは26日にも行われるとされている。

 ブラジル『ヤフースポーツ』は、ジョーが日本で税抜き1000万レアル(約3億4000万円)の年俸を受け取ると報じている。その他に名古屋は家、車、その他のケア、そして1勝あたり1万6000レアル(約54万円)の勝利給が保証されているようだ。

 これらの待遇はコリンチャンス時代のおよそ2倍で、ジョーにとっては魅力的な条件だ。アトレチコ・ミネイロ時代にコパ・リベルタドーレスを制して南米王者にも輝いた経験を持つ30歳のストライカーは、その当時ピッチ外でのトラブルが多かったとも伝えられている。飲酒などの問題や、ビジネス面での失敗もあったようだ。

 しかし、コリンチャンスでは見事に復活し、今季はリーグ優勝に貢献するだけでなく18得点を奪って得点王とリーグMVPを受賞した。CSKAモスクワやマンチェスター・シティ、エバートン、ガラタサライといった欧州クラブでの経験も豊富で、2014年にはブラジル代表として自国開催のW杯にも出場していた。