この週末にかけて、イタリア・セリエAやリーガエスパニョーラなどではクリスマス休暇前の最後の試合が行われた。年末年始にも休暇のないイングランド・プレミアリーグなど一部を除けば、欧州の大半のリーグは短い休暇の時期を迎える。

 欧州のシーズンは折り返し地点を迎え、各リーグとも日程の半分前後が消化されている。まだ後半戦の戦いが残されており、今後の展開次第で状況が変わることもあり得るとはいえ、すでに優勝争いが“終戦ムード”に入りつつあるリーグも多い。

 リーガエスパニョーラでは現地時間23日に伝統の“エル・クラシコ”が行われ、首位のバルセロナが宿敵レアル・マドリーにアウェイで3-0の快勝を収めた。昨季王者のマドリーは1試合を多く残しているが、これでバルサに14ポイント引き離されての4位。バルサは2位のアトレティコ・マドリーにも9ポイントの差をつけて首位を独走している。

 プレミアリーグでも、マンチェスター・シティが記録的な快進撃で首位を快走中。23日のボーンマス戦にも4-0で大勝し、前半戦19試合を終えて18勝1分けという驚異的な成績だ。2位のマンチェスター・ユナイテッドにはすでに13ポイントの大差をつけている。

 ドイツ・ブンデスリーガでは5連覇中の絶対王者バイエルン・ミュンヘンがスタートダッシュに失敗したが、監督交代から劇的に復調。首位浮上後も勢いは止まらず、シーズン前半戦が終わってみれば2位のシャルケを11ポイント引き離しての独走となっている。

 同じく前半戦の日程が終了したフランス・リーグアンでも、夏に超大型補強を実行したパリ・サンジェルマン(PSG)が順調な戦いを見せている。19試合を1敗のみで折り返し、昨季王者のモナコを9ポイントリードしている。

 いわゆる欧州5大リーグの中で、唯一混戦模様となっているのがセリエA。18試合を終えてナポリが首位に立ち、6連覇中の王者ユベントスが1ポイント差で追っている。3位インテルもナポリと5ポイント差、1試合を多く残す4位ローマも7ポイント差と、まだそれほど大きく引き離されてはいない状況だ。