ベルギー1部のオイペンは5日、鹿島アントラーズに所属していたMF豊川雄太を獲得したことを発表した。だが、同選手の移籍をめぐってイングランドのメディアやファンの間に少々混乱が生じている模様だ。

 現在23歳の豊川は2013年に鹿島に加入し、2016年と17年はファジアーノ岡山へ期限付き移籍していた。オイペンは、豊川が「イングランド2部のリーズへ移籍し、リーズからオイペンへレンタルされる」と公式サイドで発表を行っている。

 リーズは今月4日に、ガンバ大阪から日本代表MF井手口陽介を獲得することを発表。続いてスペイン2部のクルトゥラル・レオネサが井手口を今季末までの期限付き移籍で獲得することを発表した。井手口も豊川も英国でプレーするために必要な労働ビザを取得することが現時点で不可能なため、同様のルートで他国のクラブへ一旦レンタルされる形となる。

 だが問題は、リーズが井手口の獲得を発表しながらも、豊川の獲得は発表していないことだ。オイペンからの獲得発表は行われているが、経由クラブとなるリーズからの発表がないことに対し、不可解だという見方が生じている。なお、鹿島や岡山からも発表は行われていない。

 英メディア『リーズライブ』は、リーズのクラブに近い筋の関係者が「ベルギーからの発表に当惑するリアクションを見せた」「クラブは豊川獲得の憶測をすぐに打ち消した」と伝えている。『BBC』記者のアダム・ポープ氏のものだとされるツイッターアカウントでも、「オイペンはレンタルを発表したが、リーズはFW豊川雄太とサインはしていないと言っている」とツイートされている。

 オイペンからの発表によれば、豊川は7日からチームに合流し、正式に手続きを済ませてプレー可能となる見通しだという。その予定通りにベルギーでのプレーを開始することになるのだろうか。