亡くなった28歳のアルゼンチン人FWエミリアーノ・サラを巡る移籍金問題について、支払い遅延でカーディフ・シティとナントが合意した。20日に英紙『スカイスポーツ』が報じている。

 ナントに所属していたサラは今年1月、プレミアリーグのカーディフへ完全移籍することが決まっていた。そのため、カーディフはクラブ史上最高額となる移籍金1700万ユーロ(約21億円)を支払うことで合意。しかし、現地時間の1月21日にナントからカーディフへ向かう途中でサラが乗った飛行機が海に墜落し、帰らぬ人に。

 すでに合意していた移籍金に関して、ナントはカーディフに支払いを求めた。移籍金は3年分割払いとなっており、その1回目となる527万ポンド(約7億4000万円)を10日以内に振り込まなければならないというもの。この要求に従わない場合、ナントは法的措置も辞さない構えを見せた。さらに、リーグからは契約違反として勝ち点剥奪の処分が下る可能性があると海外メディアは報じている。

 そんな中、ようやく両クラブが歩み寄りを見せたようだ。同紙によると、1回目の支払い期限を2月27日にまで延長することで合意したとのこと。ただし、問題が解決したわけではない。この移籍金問題は、サラがユース時代に過ごしていたボルドーもからんでいる。問題が長引くようであれば、国際サッカー連盟(FIFA)が仲裁に入るか、スポーツ仲裁裁判所に判断を委ねる可能性もあるようだ。