【フィテッセ 1-2 フローニンゲン エールディビジ第13節】

 オランダ1部・エールディビジ第13節のフィテッセ対フローニンゲンが現地時間8日に行われ、アウェイのフローニンゲンが2-1で勝利を収めた。フローニンゲンのDF板倉滉は先発でフル出場している。

 フローニンゲンは前半にFWジョエル・アソロが2得点を挙げたが、後半にはフィテッセに反撃を許した。「完全に耐え抜きましたね。後半の早い段階で失点してしまいましたが、すごくしびれた試合だったなと。ピンチもありつつ、みんなが集中して守った結果です」と板倉は試合を振り返った。

 フローニンゲンはここ1ヶ月で4勝1分けという順調な戦いを続けている。「チームはすごく良い流れだし、自分にとってもすごく良いこと。チームとしても勝ちながら成長できている」と板倉は好調を喜びつつ、「毎試合簡単じゃないと感じながらやっている。とにかく一戦一戦集中して、続けながらやるしかないかなと思います」と改めて気を引き締める様子を見せた。

 フィテッセには本田圭佑の加入が決定し、この試合もスタンドから観戦していた。今回の試合での対戦は実現しなかったが、「一緒のピッチでやれたら面白かったですけど、それはまた次の楽しみということで、頑張りたいなと思います」と板倉はコメントしている。

 本田については、オランダのVVVフェンロに在籍していた頃も含めて、少年時代から見続けてきた存在だと板倉は語る。「日本の選手の中でもやっぱり、本田さんや香川(真司)さんというところは、ヨーロッパでも誰もが知っているので。そういう選手が同じリーグに来てくれたというのは嬉しいことでもあります。小さな頃からずっと見ている選手ですね」

 その本田も出場を目指している東京五輪では、チームメートとして戦う可能性もあるかもしれない。「(五輪には)絶対出たいし、金メダルというところしか見ていないので。オリンピックで結果を出すため、A代表に入るために今もやっているので、そこは変わらず続けてやっていくだけです」と板倉は日本代表での活躍に意欲を燃やす。

 東京五輪世代のU-22日本代表は17日にU-22コロンビア代表と対戦する。この試合に向けては板倉のほか、MF堂安律やMF久保建英も初招集を受け、五輪を本格的に見据えたベストメンバーが組まれた。

「どんな感じになるのか楽しみでもあります。全員があそこに入りたいと思っていると思うし、入るのは簡単なことではないと思う。でも自分は絶対に入ってやるっていう気持ちでやりたいと思います」と板倉。コロンビア戦に向けては「楽しみですね。またいい相手とできるので」と意気込みを示した。

(取材:本田千尋、文・構成:編集部)