スペインサッカー連盟(RFEF)は19日に記者会見を開き、スペイン代表の監督にルイス・エンリケ氏が復帰することを発表した。スペイン紙『マルカ』など複数メディアが伝えている。

 ローマやセルタ、バルセロナなどの元監督であるエンリケ氏は2018年ワールドカップ後にスペイン代表監督に就任したが、今年6月に「個人的事情」により辞任を発表。その後、8月末には9歳の娘が病気のため死去したことが伝えられ、娘の闘病生活が辞任の理由であったことが明らかになった。

 スペイン代表の指揮はアシスタントコーチを務めていたロベルト・モレノ氏が引き継ぎ、EURO2020予選の突破を果たした。だが本大会に向け、エンリケ氏が再びチームの指揮を執ることが決定された。

「ルイス・エンリケこそがこのプロジェクトのリーダーだ。そのプロジェクトはEURO予選で開始され、2022年カタール大会まで続くものだ」とRFEFのルイス・ルビアレス会長は会見で述べ、エンリケ監督の任期が2022年ワールドカップまでとなることを告げている。

 スペイン代表は、過去3年半で実に5回の監督交代を行ったことになる。ビセンテ・デル・ボスケ氏の退任後を引き継いだフレン・ロペテギ氏は、レアル・マドリー監督就任をめぐる問題によりロシアワールドカップ本大会直前に解任され、フェルナンド・イエロ氏に交代。大会後にはエンリケ氏が新監督となったが、一旦モレノ氏に引き継ぎ、今回また復帰を果たすことになった。