オーストリア1部のレッドブル・ザルツブルクに所属する韓国代表FWファン・ヒチャンは、イングランド・プレミアリーグのウォルバーハンプトンへの移籍が合意に達したとも報じられたが、ザルツブルクは報道を否定している。

 現在23歳のファン・ヒチャンはザルツブルクで主力選手の一人として活躍。同クラブからリバプールへの移籍が決定した日本代表MF南野拓実や、ノルウェー代表FWエルリング・ハーランドとともに、他国の有力クラブへの移籍の可能性が盛んに噂されてきた。

 独紙『ハンブルガー・モルゲンポスト』は27日に、そのファン・ヒチャンが1月にウォルバーハンプトンへ完全移籍することが合意に達したと報じた。移籍金は最大2300万ポンド(約32億9000万円)に達するとされている。

 だがオーストリア紙『クーリール』によれば、ザルツブルクは即座にこの報道を否定したとのことだ。ザルツブルクのクリストフ・フロイントSD(スポーツディレクター)は先日にもファン・ヒチャンの放出を否定し、「彼は来春もここでプレーする」と明言していた。

 南野の移籍が決定し、ハーランドの移籍も濃厚視される中、ザルツブルクはファン・ヒチャンまで失うわけにはいかないと考えている模様だと同紙は伝えている。国内リーグ首位でウィンターブレイクを迎えているザルツブルクだが、2位のLASKとはわずか2ポイント差であり、これ以上の主力流出は食い止めたいところかもしれない。