昨年12月にナポリの新指揮官に就任したジェンナーロ・ガットゥーゾ監督だが、早くも辞任の噂が浮上している。低調なチームの立て直しを託されたが、状況は改善されていない。

 セリエAで7位に位置していたナポリは、先月10日にカルロ・アンチェロッティ前監督を解任。その翌日にミランなどの元監督であるガットゥーゾ氏を新監督に迎えることが発表された。

 だが就任後の初戦でパルマに敗れたあと、サッスオーロには勝利を収めたが、そこからインテル、ラツィオ、フィオレンティーナに3連敗。ナポリは11位にまで順位を下げ、優勝争いはおろかチャンピオンズリーグやヨーロッパリーグ出場圏からも大きく遠ざかっている。

 伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などが伝えたところによれば、ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長はガットゥーゾ監督への怒りを募らせており、可能ならアンチェロッティ氏を呼び戻したいと考えているという。だがアンチェロッティ氏はすでにエバートンの新監督に就任してしまっている。

 一方で、ガットゥーゾ監督の側も辞任を考え始めているとの報道もある。だが同監督は「私が辞任するかもしれないという噂が流れていると聞いたが、そういう考えは全く浮かばない」とその可能性を否定した。

 21日にはコッパ・イタリア準々決勝でラツィオ戦、26日にはセリエAでユベントス戦と厳しい試合が続く。ここで結果が出せなければガットゥーゾ監督の周辺はさらに騒がしくなってくるかもしれない。