ファイナンシャル・フェアプレー(FFP)違反により欧州サッカー連盟(UEFA)から今後2年間のチャンピオンズリーグ(CL)出場停止処分を下されたマンチェスター・シティ。だが、それとは別に国内でも処分を下される可能性が懸念されている。

 UEFAはシティに「重大な違反」があったとして、来季から2年間のUEFA主催大会出場禁止および罰金3000万ユーロ(約36億円)の処分を14日に言い渡した。イングランドサッカー界の勢力図に大きな変動を及ぼしかねない決定として衝撃が引き起こされている。

 UEFAのFFP規定に違反したということは、同時にプレミアリーグのライセンス規定にも違反したことを意味するため、シティに対して国内での勝ち点減点処分が下される可能性も予測されている。いずれにしても来季のCLやヨーロッパリーグに出場できないのであれば、今季の勝ち点を減点されて順位が低下してもさほど影響はないかもしれない。だが英紙『デイリー・メール』によれば、プレミアリーグの規定では違反のあったクラブに対して過去に遡って減点処分を下すことも可能だと定められているという。

 UEFAによれば、シティのFFP違反が確認されたのは2012年から2016年までの期間。シティが44年ぶりのリーグ優勝を飾った2011/12シーズンがその期間に含まれるかどうかは定かではないが、次に優勝した2013/14シーズンは確実に含まれることになる。

 2013/14シーズンのシティはリバプールと熾烈な優勝争いを繰り広げ、最終的に勝ち点わずか2ポイント差での優勝となった。このシーズンの勝ち点が減点されたとすれば、シティのタイトルが剥奪される結果となるかもしれない。