36歳ベテラン健在

 いよいよヨーロッパリーグ(EL)も決勝トーナメントに突入し、現地20日にラウンド32の1stレグが行われる。勝ち残っている日本人5選手に出番はあるのか? 所属クラブでの今季のパフォーマンスや現状をまとめた。

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長谷部誠(アイントラハト・フランクフルト/ドイツ)

生年月日:1984年1月18日(36歳)
今季リーグ戦成績:14試合出場0得点
今季EL成績:5試合出場0得点

ラウンド32の対戦クラブ:レッドブル・ザルツブルク

 前半戦はセンターバックとして主力を担っていたが、後半戦になってリーグ戦での出番が激減している。それでも出場すれば安定したパフォーマンスを披露し、36歳になっても影響力は健在だ。昨季はフランクフルトのEL準決勝進出に大きく貢献しただけに、今季も大一番で経験値をチームに還元することが期待される。

南野&ハーランドに続け

奥川雅也(レッドブル・ザルツブルク/オーストリア)

生年月日:1996年4月14日(23歳)
今季リーグ戦成績:14試合出場7得点
今季CL成績:4試合出場0得点

ラウンド32の対戦クラブ:アイントラハト・フランクフルト

 今季前半戦はCLのグループリーグを戦い、リバプール戦などビッグマッチでもピッチに立った。リーグ戦でもコンスタントに出場機会を得て7得点6アシストと目覚ましい成長を遂げている。冬に南野拓実がリバプールへ、アーリング=ブラウト・ハーランドがボルシア・ドルトムントへ移籍したこともあり、EL決勝トーナメントでは攻撃陣の核としてチームをけん引する活躍が期待される。

日本の10番、ついに本領発揮なるか

中島翔哉(ポルト/ポルトガル)

生年月日:1994年8月23日(25歳)
今季リーグ戦成績:13試合出場0得点
今季EL成績:2試合出場0得点

ラウンド32の対戦クラブ:バイヤー・レヴァークーゼン

 1月に負傷して約3週間の離脱を強いられ、まだ本調子には戻りきっていない。それでも昨年12月半ばからトップ下に固定されてからはポルトの攻撃において重要なピースになれることを証明している。ELのグループリーグでは体調不良で欠場した試合もあり、不完全燃焼。決勝トーナメントではゴールやアシストでポルトを高みに導きたいところだ。

アーセナルから2発。定位置再奪取を

鎌田大地(アイントラハト・フランクフルト/ドイツ)

生年月日:1996年8月5日(23歳)
今季リーグ戦成績:17試合出場0得点
今季EL成績:6試合出場3得点

ラウンド32の対戦クラブ:レッドブル・ザルツブルク

 リーグ前半戦は主力として起用されていたが、いまだゴールなし。年明けからはベンチが定位置となり出番が限られる状況だ。とはいえELではグループリーグ終盤にアーセナルから2得点を奪うなど勝負強さを発揮しており、決勝トーナメントでも重宝されるはず。ラウンド32のレッドブル・ザルツブルク戦は日本人対決にもなるため、同い年の奥川にも刺激を受けながら大爆発なるか。

成長著しい東京五輪世代期待の星

菅原由勢(AZアルクマール/オランダ)

生年月日:2000年6月28日(19歳)
今季リーグ戦成績:15試合出場2得点
今季EL成績:6試合出場1得点

ラウンド32の対戦クラブ:LASKリンツ

 途中出場がメインながらリーグ戦で継続的に出場機会を得て、愉快なキャラクターでチームのアイドル的存在に。ELではグループリーグ全6試合に出場し、うち3試合で先発メンバー入りを果たした。強豪マンチェスター・ユナイテッド相手にも臆さず立ち向かい、アスタナ戦でゴールも挙げた。本職の右サイドバックだけでなく右ウィングでも起用されるなど、プレーの幅を広げながら着実に成長を続けている。