レアル・マドリードに所属するセルビア代表FWルカ・ヨビッチは、新型コロナウイルスによる自主隔離措置に違反して母国セルビアに帰国したとして同国の警察当局から訴えられる見通しとなったようだ。セルビア紙『ブリツ』などが19日に伝えた。

 マドリーでは今月12日にバスケットボールチームの選手のウイルス感染が確認され、施設を共有するサッカーチームの選手たちにも隔離措置が適用されることになった。選手たちは自宅にて待機し、他者との接触を避けることが求められる。

 だがヨビッチは先週マドリードを離れ、恋人の誕生日を祝うためセルビアに帰国したとみられる。2人でベオグラードの街を歩いていた様子も目撃されたと伝えられている。これはセルビアで現在の緊急事態に対処するため制定された法律に反する行為となった。

 ヨビッチには厳重な刑事罰が下される可能性があるとの見通しが伝えられている。またスペイン紙『マルカ』は、マドリーからも自主隔離に従わなかった同選手に対して重い処分が下される可能性があると伝えた。

 また、イタリア・セリエB(2部)のアスコリに所属する25歳のセルビア人MFニコラ・ニンコビッチも同様の違反を犯したと報じられている。アスコリは8日に対戦した相手チームの幹部に感染者が出たことにより所定のウイルス対策措置を取ることを18日に発表している。