イングランドのプレミアリーグでは、無観客試合となることが見込まれる再開後の試合開催に向け、テレビで観戦するファンの応援やブーイングをスタジアムに届けるスマートフォンアプリの導入も検討されているという。英紙『デイリー・メール』が5日付で伝えた。

 新型コロナウイルスの影響で中断されているリーグ戦の再開を目指しているプレミアリーグだが、再開が可能になったとしても当面はスタジアムに観客が入場することが認められない見通し。今季だけでなく来季まで無観客の期間が及ぶのではないかとの見方もある。

 無観客試合でもサポーターとの繋がりを維持し、ピッチ上でプレーする選手たちの後押しとするため、ドイツのテクノロジー企業が開発したというアプリの導入を検討しているクラブもあると英紙は伝えている。テレビで観戦する視聴者が、リアルタイムで感情をスタジアムに届けることができるアプリとのことだ。

 自宅のテレビで試合を観戦するファンが、スマホ画面上に表示される「歓声」「拍手」「歌」「指笛」のいずれかをタップすれば、それに対応する音声が即座にスタジアムのスピーカーで流されるとのこと。テレビ中継にもその音声が反映されることになる。

 ホームチームとアウェイチームで音量を調整することで、中立地開催により生じる不公平を部分的に解消できる可能性もあると想定されている。すでにリバプールやマンチェスター・シティ、アーセナルなどの主要クラブが導入に向けた協議を行っているという。