マンチェスター・ユナイテッドが第3四半期(1月から3月)の決算を発表した。21日に英メディア『BBC』が報じている。

 新型コロナウイルスの感染者が発生した英国では感染拡大を防ぐためにリーグ戦が中断され、試合を開催できないことで各クラブは深刻な経済的打撃を受けている。同メディアによると、世界有数のビッグクラブであるユナイテッドも例外ではなく、リーグ中断が決まった3月第2週以降だけで800万ポンド(約10億5000万円)を失ったという。

 また、FAカップやヨーロッパリーグも含め合計11試合が延期されたことで放送局に2000万ポンド(約26億3000万円)を返還する予定とのこと。収益は18.7%減少し1億2370万ポンド(約163億円)に。負債は1億2440万ポンド(約164億円)増加して4億2910万ポンド(約565億円)に達したようだ。

 しかし、これ以上に第3四半期以降は深刻と予想されている。ユナイテッドのエド・ウッドワード会長は「私たちの第3四半期の結果は、パンデミックがクラブに与えた部分的な影響を反映しているが、より大きな影響は第3四半期以降に出る。これを超える可能性があるだろう。前例のない時代だ。我々はこの危機が一夜にして消えないことを認識しなければならない」と危機感を示した。

 一方で「私たちのクラブは確固たる基盤の上に構築されている。ユナイテッドの142年の歴史の中で最も異常で困難な時期の一つであることに疑いの余地はないが、長期的な見通しとしては依然として楽観的。困難な時期を乗り越えるために取り組んでいる」と語っている。