現役引退後にスペインサッカー協会会長選への出馬を表明していた39歳のイケル・カシージャス氏が、15日に自身のツイッターを通じて辞退すると発表した。

 カシージャス氏はレアル・マドリードの下部組織で育ち1999年にトップチームへ昇格。1999/00シーズンはチャンピオンズリーグ(CL)で12試合に出場し優勝に貢献している。その後もリーガ・エスパニョーラやコパ・デル・レイなど、様々なタイトルをチームにもたらした。スペイン代表としても活躍し、これまでに通算167試合に出場。2002年、2006年、2010年、2014年の4度にわたってワールドカップでプレーし、そのうちの2010年ワールドカップで優勝を経験している。

 2015年7月にポルトへ移籍すると、ここでも正守護神として活躍。だが、2019年5月の練習中に心臓発作を起こし、病院へ搬送されて以降はプレーしていなかった。そして、今年2月に現役引退を表明している。

 スペインサッカー協会会長選への出馬を目指していたが、新型コロナウイルスによって状況が一変。カシージャス氏は「私たちの国が苦しんでいる例外的な社会的、経済的、健康的状況」により、出馬を再考すると述べている。