イタリア・セリエAのボローニャに所属する日本代表DF冨安健洋は、新シーズン開始に向けて8月31日からチームに合流した。イタリアメディアでは今季の冨安がどのポジションで起用されるかに注目が集まっている。

 ボローニャは先月24日から2020/21シーズンの練習をスタートさせたが、日本に一時帰国していた冨安は新型コロナウイルス感染防止の自主隔離期間が必要となったためすぐには合流できず。地元紙『レスト・デル・カルリーノ』によれば、3回のPCR検査で陰性となったことで隔離期間が短縮され、31日からキャンプ地での合流が可能になったとのことだ。

 加入1年目の昨季は主に右サイドバックのレギュラーとしてプレーした冨安だが、本来のポジションはセンターバック。シニシャ・ミハイロビッチ監督が昨季の最終節終了後にCBで起用する意向を明かしていたこともあり、2年目のポジションが注目されている。

 いずれにしても、冨安に対する評価は非常に高い。クラブ専門メディア『トゥットボローニャウェブ』は、「シニシャ・ミハイロビッチが再スタートを切る上で確かな存在の一人。CBであれ右SBであれ、日本人選手は昨季の最も嬉しい部分のひとつだった。移籍市場でよほどのオファーがない限り今季もボローニャのユニフォームでプレーする」と日本人DFについて述べている。

 ボローニャはトリノの元イタリア代表DFロレンツォ・デ・シルヴェストリを獲得することが確実視され、1日にも契約が交わされる見通しだと報じられている。その場合、冨安のCB起用が濃厚となってくるかもしれない。

 伊紙『コッリエレ・デッロ・スポルト』は、チリ代表やインテルでCBとしてもプレーしてきたMFガリー・メデルと冨安の2人が新シーズンのCBコンビを組む可能性があるとの見通しを伝えた。だが、先日新型コロナウイルスの陽性反応が検出されたミハイロビッチ監督の不在が新ポジションのテストを遅らせる可能性もあると予想している。