国際親善試合、U-20ドイツ代表対U-20デンマーク代表の試合が現地時間3日に行われ、ドイツは1-2の敗戦を喫した。この試合で、ドルトムントの下部組織(U-19)に所属する15歳のFWユスファ・ムココが代表デビューを飾り、初出場で初アシストを記録している。

 ムココは2004年11月にカメルーン人の両親から生まれたドイツ国籍を持つ少年。11歳にしてザンクト・パウリのU-15カテゴリーでチームの中心としてゴールを量産し、2016年5月にドルトムントの下部組織へ移籍する。当時12歳でU-16ドイツ代表に招集されると4試合の出場で3得点を記録した。2018/19シーズンはドルトムントU-17でリーグ戦25試合に出場し46得点8アシストを記録。当時13歳ながらU-17ブンデスリーガの最多得点記録を樹立し、その活躍を受けて2019/20シーズンはドルトムントU-19に昇格した。

 すると、デビュー戦で6得点の大活躍。その後もコンスタントに得点を量産し、最終的に2019/20シーズンはリーグ戦20試合で34得点9アシスト、UEFAユースリーグでは7試合で4得点1アシストを記録した。11月20日に16歳の誕生日を迎えると、ブンデスリーガの出場も可能となる。今年中にトップチームへ昇格する可能性もあり、それに先駆けて8月はトップチームの練習に加わっていた。

 ムココは今年2月に初めてU-19ドイツ代表に招集され、U-19欧州選手権予選のウェールズ戦、オーストリア戦、セルビア戦を戦う予定だった。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大により試合は延期に。

 そして今回は、U-19ドイツ代表ではなくU-20ドイツ代表に初招集されている。2001年や2002年生まれの選手が揃う中で、2004年の生まれの選手が選出されるのは異例の出来事だ。

 デンマーク戦で先発出場を果たしたムココは3分、ジェイミー・レウェリングにパスを出してゴールをアシスト。だが、65分と69分に失点しデンマークに逆転されてしまう。そのまま相手に逃げ切られ、ドイツは1-2の敗戦を喫した。この試合で、ムココは初出場ながら結果を残したことになる。