プレシーズンでの好調なパフォーマンスにより、リバプールの日本代表MF南野拓実に対する期待は大きく高まっている。地元紙『リバプール・エコー』は、プレミアリーグ開幕戦での先発起用や、シーズンを通して重要な選手となる可能性について見通しを伝えた。

 1月に加入したリバプールで2019/20シーズン中には大きなインパクトを残すことができなかった南野。だがコミュニティ・シールドのアーセナル戦で待望の初ゴールを挙げ、5日に行われたブラックプールとの練習試合でも自らの1得点を含めて多くのゴールに絡むなどの活躍を見せたことで、注目選手の一人として新シーズンの開幕を迎えようとしている。

『エコー』紙の6日付記事では、今季が「真のタクミ・ミナミノの始まり」になるとして注目。リバプール加入からこれまでの歩みを振り返るとともに、本格的なブレークへの期待を示した。慣れない国で新型コロナウイルスによるロックダウンを強いられる困難な状況にも陥ったが、その間に英語力を大きく向上させるなど時間を有効に使ってきたことも指摘している。

 交代出場のアーセナル戦では左サイドに入って好プレーを見せたが、ブラックプール戦ではトップ下で躍動。これまでほぼ固定されていた4-3-3から戦いの幅を広げていく中で、「南野が新たな考え方の中心になりそうだ」とシステム変更の鍵を握る選手となることが予想されている。

 リバプールは今週末の12日にプレミアリーグ開幕戦で昇格組リーズ・ユナイテッドと対戦する。地元紙は「南野には先発を争う資格がある」と述べ、「彼がその試合でインパクトを残さない方に賭けるべきではない」と活躍の可能性が高いことを予測。さらに「彼が今季のキーマンになっても驚かない」と、リバプールにとって重要な選手になることも十分にあり得るという見通しを示した。