日本代表MF久保建英がレンタル先のビジャレアルでわずかな出場時間しか得られていない現状に、レアル・マドリードは「怒り」を覚えているという。スペイン『カデナ・セール』が5日付で伝えた。

 昨季のマジョルカで高評価を受けた久保は、さらなる成長の場とするためビジャレアルへレンタル移籍。だがリーガエスパニョーラ開幕から5試合を終えて先発出場はなく、いずれも交代出場にとどまっている。3日のアトレティコ・マドリード戦でもラスト5分あまりのプレーのみとなった。

 プレー時間は5試合で合計わずか55分。移籍当初の期待を大きく下回る出場時間であり、マドリーはこの現状に怒りや失望を覚えているとスペインメディアは伝えている。

 今年夏には「25クラブ以上」が久保のレンタルに関心を示し、「レアル・マドリードで最も多くのオファーを受けた選手だった」という。その中でも、久保が昨季のマジョルカからもう一段階ステップアップして成長を遂げるために理想的なクラブとしてビジャレアルが選ばれたが、ここまではその思惑通りに事が進んでいない。

 マドリーでは昨季も、シーズン前半戦にレンタル先で出場機会を得られなかった選手を1月に呼び戻して他クラブにレンタルするという例もあった。現時点では久保に関して「説明を求めることや劇的な対応は予定していない。我慢してチャンスが来るのを待つ」とされているが、引き続きマドリーはビジャレアルでの久保の状況を注視していくようだ。