15位:久保建英と同僚の超逸材CB

 100億円を超える移籍金(契約解除金)も珍しくなくなった今日のサッカー界で市場価値の高いスペイン人選手は誰なのか。今回フットボールチャンネル編集部は、データサイト『transfermarkt』が算出したスペイン人選手の市場価値ランキングを紹介する。※成績は12月3日時点、価格が並んだ場合の順位はサイトに準拠

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DF:パウ・トーレス(スペイン代表/ビジャレアル)
生年月日:1997年1月16日(23歳)
市場価値:4000万ユーロ(約48億円)
今季リーグ戦成績:11試合出場/1得点0アシスト

 ビジャレアルで久保建英とともにプレーする、若手センターバックの超有望株だ。クラブではマラガへのレンタルから戻った昨季、レギュラーを掴んで一気に飛躍。スペイン代表にも定着し、セルヒオ・ラモスの相方の座に収まりつつある。

 191cmの長身で競り合いに強く、スピードを生かしたカバーリングも巧み。さらに視野も広く、足もとの技術にも優れているためビルドアップ面での貢献度も非常に高い。現代のセンターバックに必要な能力をハイレベルな水準で全て備えている。そして、左利きという付加価値も。すでにレアル・マドリードやマンチェスター・ユナイテッドが関心を示していて、近い将来のビッグクラブ行きが確実視される。

14位:完全復活を目指すレアル期待の星

FW:マルコ・アセンシオ(スペイン代表/レアル・マドリード)
生年月日:1996年1月21日(24歳)
市場価値:4000万ユーロ(約48億円)
今季リーグ戦成績:8試合出場/0得点0アシスト

 昨季終盤、左ひざ前十字じん帯断裂および外側半月板損傷という大怪我から約1年ぶりに実戦復帰を果たした。しかし、まだ本来の姿を取り戻すには至っていない。完全復活が期待された今季は公式戦でノーゴール&ノーアシスト。往時の切れ味は鳴りを潜めたままだ。

 スペイン代表には復帰したものの、追加招集がなければ11月もメンバー外になっていた。マドリーでは今季からガレス・ベイルの着けていた背番号11を継承した。不振のチームを復調に導くためにも、できるだけ早く好調時の感覚を取り戻したいところだ。

13位:鋼の肉体を誇る韋駄天

FW:アダマ・トラオレ(スペイン代表/ウォルバーハンプトン)
生年月日:1996年1月25日(24歳)
市場価値:4000万ユーロ(約48億円)
今季リーグ戦成績:10試合出場/0得点0アシスト

 バルセロナの下部組織出身という経歴が信じられないほどの肉体派で、近年では珍しくユニフォームの裾をパンツに入れているのがトレードマーク。プロレスラーかラグビー選手か見間違える鍛え抜かれた鋼のボディと、サッカー界屈指のスピードでサイドを蹂躙する。相手をなぎ倒すようなドリブル突破は迫力満点だ。

 フィニッシュやラストパスの精度には課題を残すものの、補って余りあるほどの強みを持つことも事実。ウォルバーハンプトンで評価を高めて今年10月には念願のスペイン代表デビューも飾った。バルサ時代は細身だったが、フィジカル面の課題は見ての通り怒涛の肉体改造で克服した。技術面もきっと改善されるはず。そうなれば向かうところ敵なしだ。

12位:レアルの絶対的右SB

DF:ダニ・カルバハル(スペイン代表/レアル・マドリード)
生年月日:1992年1月11日(28歳)
市場価値:4000万ユーロ(約48億円)
今季リーグ戦成績:4試合出場/0得点2アシスト

 もうすぐ2024年夏までの契約延長が決まりそう。だが、今季は10月上旬に右ひざ内側側副じん帯を負傷すると、一度復帰したものの、すぐに右足短内転筋を痛めて再離脱。セルヒオ・ラモスやカリム・ベンゼマと並んでチームに欠かせない柱の1人は負傷に苦しめられている。

 マドリーでは下部組織出身で唯一定位置を確保している選手であり、常に全力プレーを約束する熱いハートの持ち主でもある。若いアルバロ・オドリオソラをはるかに上回る総合力を誇り、スペイン代表でも絶対的な主軸。できるだけ早く万全な体調を取り戻したい。

11位:C・ロナウドとコンビ再結成

FW:アルバロ・モラタ(スペイン代表/ユベントス)
生年月日:1992年10月23日(28歳)
市場価値:4000万ユーロ(約48億円)
今季リーグ戦成績:7試合出場/3得点3アシスト

 ルイス・スアレスやエディン・ジェコの獲得を逃したユベントスが、サードオプションとして確保に動き、再加入が実現したとされる。レアル・マドリード時代はクリスティアーノ・ロナウドとの相性の悪さが指摘されることが多かったものの、どうやら心配無用のようだ。

 リーグ戦でもCLでもコンスタントにゴールを積み重ね、特にCLでは5試合で6得点と申し分ない働きを披露している。C・ロナウドが新型コロナウイルス罹患で離脱した際にも、その穴を感じさせないパフォーマンスでチームに貢献した。元チームメイトで現監督のアンドレア・ピルロも「より成熟した選手になって戻ってきた。我々は何としてでも彼が欲しくて、獲得できてすごく嬉しい」と成長を認めている。