J1の横浜FCに所属していたMF佐藤謙介は、J2のレノファ山口FCへ完全移籍することが決定した。27日に両クラブより発表が行われている。

 佐藤は中央大学から2011年に横浜FCに入団。これまで10年間のプロキャリアを横浜FC一筋で過ごし、クラブ内ではFW三浦知良(カズ)に次ぐ古参選手となっていた。2018シーズンにはキャプテンも務めた。

 J2では昨季までに通算286試合に出場し、チームにとって13年ぶりとなるJ1昇格にも貢献。自身初のJ1となった2020シーズンはリーグ戦20試合に出場し、第18節の川崎フロンターレ戦でJ1初ゴールを挙げていた。

「僕にとっては濃すぎる10年間でした」と佐藤は横浜FCを通してコメント。「正直にいうなら、ずっとこのチームで僕のサッカー人生は終えるのかな、それが一人のサッカー選手、佐藤謙介としての幸せなのかもしれないとも思っていました」とクラブへの思いを述べている。

 だが最終的には新天地での挑戦を決意。「まだ僕はやれる。まだまだ試合に出続けたい。そしてかっこいいパパでありたい。その想いから今回の決断に至りました」と移籍の理由を説明するとともに、ファン・サポーターへの感謝の思いを表した。

一方山口は、「僕自身のもつ全てをレノファ山口FCのために注いでいきたいと思います。 僕はやるからには勝ちたい。やるからには大きな目標を達成したい。そしてそれができる可能性がレノファ山口FCにはあると思い移籍して参りました」と佐藤のコメントを伝えている。