今季インテルに加入したモロッコ代表DFアクラフ・ハキミだが、移籍金支払い遅延の影響により古巣レアル・マドリードに復帰する可能性も出てきたのかもしれない。伊紙『コッリエレ・デッロ・スポルト』やスペイン紙『アス』が23日に伝えている。

 ハキミはマドリーから2年間レンタルされたボルシア・ドルトムントでの活躍で評価を高めたあと、昨夏インテルへ完全移籍。インテルでも先発に定着し、セリエAでチーム3位の6得点を挙げるなど期待に応える働きをみせている。

 だがそのハキミに関して、インテルからマドリーへの移籍金支払いが滞っていると先日報じられた。移籍金総額4500万ユーロ(約56億8000万円)のうち、分割支払の最初の1000万ユーロ(約12億6000万円)は1月に支払われる予定だったが、新型コロナウイルスの影響による財政難に陥ったインテルはまだその1000万ユーロを支払っていないようだ。

 両クラブは1回目の支払い期限を3月30日まで伸ばすことで合意したかと思われたが、細部に関して意見の相違が生じたようだ。マドリー側は新たな期日までに支払いが完了するという保証の提出を求めたが、インテル側は保証は必要ではないという立場を取っているという。

 これによりマドリーは期日の延期が有効ではないとみなし、インテルが契約の履行を怠ったと判断。ハキミを連れ戻す形での解決を画策しているとも報じられている。