リバプールからのレンタルでサウサンプトンに加入し、今週末の試合で新天地デビューの可能性もある南野拓実。リバプール地元紙『リバプール・エコー』は6日付記事で、サウサンプトンは南野にとって理想的な環境であるとして期待を示した。

 昨年1月にリバプールに加入してから1年間を過ごし、今季は待望の初ゴールなども記録した南野だが、強力な攻撃陣の中で十分な出場機会は得られず。冬の移籍市場最終日の深夜に、電撃移籍でサウサンプトンへ移ることが決定した。

「リバプールは南野拓実が来季に向けて力を証明するため完璧なクラブに送り出した」と『エコー』紙は評価。その理由として、サウサンプトンを率いるラルフ・ハーゼンヒュットル監督の存在を挙げている。

 近年のリバプールは南野の古巣であるザルツブルクおよびドイツのRBライプツィヒという“レッドブル系列”の2クラブと繋がりを強め、現在の主力選手の多くをそのルートから獲得してきた。ハーゼンヒュットル監督も2016年から2018年までライプツィヒを率いており、その時期に中心選手の一人としてプレーしていたのが現在リバプールでプレーするギニア代表MFナビ・ケイタだった。

 リバプールはケイタに対し、総額5200万ポンド(約75億円)という移籍金で獲得するほどの高い評価を与えた。その仕掛け人であったハーゼンヒュットル監督は南野が指導を受けるのに「可能な限り最高の監督」であり、同監督の下でプレーするのはユルゲン・クロップ監督から再評価を受けるためにも「理想的な方法」だという見通しが示されている。